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ダンサー/振付家

神奈川県横浜市に生まれる。1996 年よりソロ活動を開始し、マイムからダンスへと以降しつつ、既成のテクニックではないスタイルの試行錯誤をテーマに活動を続ける。2001 年より自身の体を観察する『私的解剖実験シリーズ』始動。同年、私的な実験の小さな成果が「私的解剖実験 -2」に結晶。同作品はトヨタコレオグラフィーアワードファイナリストとして同年 7 月に上演。その後、ニューヨーク、ロサンゼルス、シドニー、ベルリン、ポーランド、ジャカルタ、リオデジャネイロなど各地での交流や上演を行う。また、独自の手法でコンテンポラリーダンスに取り組むアーティストと対話をし、彼らの手法について思考し体で試行する「道場破り」や、体をテーマに建築家や鍼灸医など様々な職種の方とのトークをし、観客を巻き込んでの実験を試みる「からだカフェ」など、自主企画も多数。2011年、STスポットと共に民俗芸能調査クラブを立ち上げ、演劇、ダンス、音楽、美術など様々なアーティストと共に国内外の民俗芸能をリサーチし、それを元に実験を立ち上げ観客と共にそれを行うという活動を2016年まで行った。2012年8月、東京国立近代美術館にて開催されたイベント「14の夕べ」にて『実験がメディアになるかの実験』を実施。同年12月〜2013年2月に『私的解剖実験−6 〜虚像からの旅立ち〜』を福岡、横浜、神戸で上演。2013年、関東から福岡県へ活動拠点を移行させる。2015年の5月に福岡で、それまで行った「私的解剖実験シリーズ」の創作過程などを盛り込んだレクチャーパフォーマンスとして『15年の実験履歴〜名刺がわりに〜』を上演。同年8月、Singapore Arts Festival 2015にて同作品の英語バージョン“some experiments in decade and a half”を上演。2016年5月アジアンアーツシアター(韓国/光州)企画 Our Masters 「土方巽」にて『15年の実験履歴〜名刺がわりに〜』韓国語バージョンを上演。2016年から、スリランカのVenuri Pereraと韓国のSuh YeongRanとともに、アジアにとって西洋近代化とは何だったのか?という問いに向き合うため、Floating Bottle Projectを開始し、2017年7月、STスポットにて同プロジェクトの初パフォーマンスを行う。2018年4月からベルリンでのダンス活動を開始。同年6月、ソウル美術館の展覧会<Against Architecture>で「Anatomical Experiment-3 request version」を、10月にURBANRAUM(ベルリン)にて「Wander」を発表。同10月にKyoto Experiment(京都国際芸術祭)においてFloating Bottle Project「点にダイブする」を上演。同年6月 Floating Bottle Projectとしてワークショップ及びパフォーマンス「点にダイブする」の再演を行う。同月、韓国のBuk-Seoul Museum of Artにおいて、SEO Hyun-Suk氏のサイトスペシフィックな作品Incomplete Ruinsのためのパフォーマンスを行う。2020年10月、言葉の壁と格闘する作品『壁と戯れる/Mauerspiel』をFFTとKölnの日本文化館の共同企画にて上演し、12月にそれを参加型のzoomバージョンにアレンジし、日独センター企画として発表。

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